秋田県湯沢市より羽毛布団リフォームの相談でご来店
こんにちは。睡眠屋の小寺祐也です。
今の私の楽しみといったら、高2になる娘のソフトボールの試合観戦。
今週は楽しみにしていた県高校総体が開催されました。
この日の為に厳しい練習に明け暮れ、その成果を発揮する予定でしたが、初日から生憎の雨模様。週末の三日間で全日程を終了する予定が、順延に次ぐ順延で観戦もままならず…。
屋外競技なので天候だけはどうしようもありませんね。
翌週に持越しになりましたが、気持ちを切らさず優勝目指して頑張ってほしいものです。
また、運営側の皆様、本当にご苦労様です。
羽毛布団のリフォーム(打ち直し)に関しても、今はネットで様々な情報が得られ、また来店不要で完結できてしまう便利なお店も数多く存在します。
今回ご来店頂いたお客様は、
「実際に自分の羽毛布団の現状を見て頂いて、お店に人に詳しい説明を聞いて判断したい」
との思いから、当店まで車で約3時間。秋田県湯沢市から、わざわざご来店頂きました。
ご婚礼の時に購入したダブルサイズの羽毛布団をしようしているK様。
今のお悩みは、
1 約25年間使用しているがリフォームは可能か。
2 衿元の汚れが気になる。
3 羽毛が両端に片寄ってしまい、中央部分が薄くなった。
というもの。
上記のお悩みを一つひとつ診断してみると、
1 羽毛を確認したところ、高品質なグース90%、しかも増量タイプの羽毛布団でしたので、スペック的にはリフォームする価値のある羽毛布団でした。
また、25年間使用との事でしたので、かなりペシャンコの状態を想像していたのですが、思ったほどのヘタリもなく中の羽毛の損傷も想像の範囲内でした。
2 衿元の汚れは目視にて確認しましたが、年数程の汚れではなく、こまめにカバーの交換をしたり、大切に使われたのがわかりました。
ですが、今後を考えると生地交換をしなくてはいけないと判断しました。
3 セミダブルのベッドにダブルの羽毛布団を使用していたご様子で、掛けた感じとしてはたっぷりとした余裕はあるものの、寝返りすると布団が落ちやすいというデメリットも感じておられました。羽毛の片寄りは、この使い方が影響していたように思います。
診断の結果をふまえて、
汗や油分で汚れてしまった羽毛をキレイにプレミアム洗浄し、長年頑張って破損した羽毛は取り除いて状態のいい羽毛だけを使用し、ご希望であるマス数を増やした新しい生地の中に均等に羽毛を吹き込む。
こうする事によって問題の全てを解消し、快適に使用する事ができます。
また、今のライフスタイルに合うように、ダブルからシングルにサイズ変更する事にしました。
サイズを小さくする事で、足し羽毛無しでお作りする事ができましたので、金額をコンパクトに抑える事も可能になりました。
実際にお客様の前で説明ができる事は、お店側も安心して商売する事ができます。
当店では、お客様の目の前での診断を基本としています。
ご希望があればお客様のご自宅で診断する事も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
K様、遠方からのご来店ありがとうございました。